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医療型障害児入所施設・療養介護 北海道療育園 第四療育課

第四療育課(ひまわり棟)の紹介

第四療育課は昭和53年に医療介護型支援として療育園で一番最初に開設され、「ひまわり棟」とも呼ばれています。
18歳から72歳の男性25名女性22名の合計47名の方が入所されています。
当課は胃ろうや鼻に入った管から栄養摂取をしている方や酸素・呼吸器を必要とする方、身体にチューブを挿れ全身状態を日常的に管理する必要がある方を含め、医療的ニードが高い病棟です。
コミュニケーションを取ることが難しい場合が多いですが、目の動き・笑顔などの表情・口の動き・モニターの数値などの微細な変動でそれぞれの方法で職員にサインを送ってくれます。
私達は関りの中でそのサインを汲み取り、理解に努めています。
日常の中で健康維持をすることはもちろんですが、日々の中で楽しいと感じたり笑顔になれる事が多くあるような関わりができるように努力しています。

看護の特徴

当課は医療的ニードが高く、また年々その医療処置の内容が増加しています。
近年では人工呼吸器管理の他、人工肛門管理・腎瘻膀胱瘻管理の件数も増えています。
呼吸器管理を含め医療的介入度が高く、高度な知識と技術が必要で、看護職に求められる役割は非常に重要です。
また人工呼吸器や医療機器の装着により行動制限を余儀なくされる利用者が増加しています。
育成職や他職種と協力し、できる限り行動範囲の拡大ができるように安全面も考慮しながら日常生活が過ごせるように努力しています。

育成(活動)の特徴

当課の活動の特徴としては意思疎通が困難な場合が多い利用者が多く生活されているため、体調と安全を考慮した療育活動の支援を行う必要があります。
日々身体への負担を考慮した年間行事・園外活動・グループ活動を計画し、シャボン玉やアロママッサージ、スヌーズレンなどを取り入れ、五感を刺激し小さな変化を表出出来るような活動支援に努めています。
個々の利用者に合わせた活動を模索しその体験から新たな表情が見られるような支援を心がけています。

設備の紹介

廊下の写真