第一療育課(ずずらん棟)の紹介
第1療育課は、北海道療育園が「ずずらん棟」として初めて開園した療育課です。現在の構成は、入所60床となっています。
第1療育課の特徴としては、医療と介護支援を必要とする利用者が家庭に近い雰囲気で生活が送れる場所という考えを基本としています。
開園当初からこちらで生活を送っている利用者もいます。
最近では医療的ケアを必要とする利用者も多くなっています。
看護の特徴
寝たきりで体位交換が必要な方は2割ほどいますが、全体の医療度はさほど高くありません。医療面より生活面が中心ですが、動きの活発な方も多いため環境整備等の安全対策や、知的レベルの高い方も混在しているため、精神的ケアも重視しています。
ご本人やご家族が望まれる「安心安全で苦痛がなく健康で楽しい生活」が送れるように、感染予防策や医療事故防止活動、看護業務の見直しを適宜行い、多職種連携で健康面をサポートさせて頂いています。
育成(活動)の特徴
北海道ならではの四季を感じて頂けるよう行事を実施しています。春には、女性利用者を中心に「ひな祭り」、十二単に見立てた衣装を身にまとい記念撮影をする年もあります。園庭に桜の花が咲くと「お花見」、春の暖かな陽気を感じて頂きます。
夏には「夏祭り」、サンルームにお祭り会場をつくり工夫を凝らしたゲームを行い、夜の花火大会に向け全員で盛り上がります。
秋には「お月見」、「紙芝居」、冬にはリハ棟のステージをお借りし「カラオケ大会」、照明とプロジェクターによる演出で、この日のために練習してきた歌声を披露します。
利用者から指名された職員とデュエットにて参加することもあります。
「クリスマス」ではプレゼントを貰う方ではなく、サンタ役に自ら立候補する利用者もいます。
当課では、年間を通して利用者と職員が一緒に楽しむことのできる活動をおこなっています。
設備の紹介

