
北海道療育園放射線科は診療放射線技師1名で放射線業務にあたっております。
利用者様にとって負担なく安心して撮影検査を受けてもらうための放射線機器を導入しております。また、装置の性能や撮影条件、低被ばくの検査ができる装置を導入することで、被ばくの少ない撮影検査を目指しています。
診断用X線撮影装置 島津メディカルシステムズ (株) UD150L-40

一般撮影装置ともよばれ、主に胸部・腹部、骨・軟部組織などの撮影を行います。
回診用X線撮影装置 島津メディカルシステムズ (株) MUX-100JE

利用者さまのそばに移動させて、主に胸部・腹部撮影を行います。移動式のX線撮影装置なのでポーターともよばれています。
CT装置 キヤノンメディカルシステムズ (株) Aquilion Lightning TSX-035A

人体の周りを回転しながらX線を照射しそれをコンピューターで解析することにより、人体の横断面(輪切り)の画像を得ることができる検査です。マルチスライスCTの導入で、細かい画像データを元に、多断面画像(MPR画像)や3Dを作成することもできます。当園では、頭部・胸部・腹部の撮影検査でMPR画像の提供をルーチン業務としております。
X線透視撮影装置 富士フィルムメディカル(株) DHF-158H4

X線を照射しながら動画像をリアルタイムで観察・撮影する装置で、X線TV装置ともよばれています。消化管検査(上部・下部)をはじめ、腎臓、膀胱などの泌尿器検査、飲み込みの過程や嚥下機能を観察する嚥下検査などをおこなっています。
2025年9月、高画質と低被ばく検査を可能としたX線透視装置:CUREVISTA Open を導入致しました。
2025年9月、高画質と低被ばく検査を可能としたX線透視装置:CUREVISTA Open を導入致しました。
CR装置 富士フィルムメディカル(株) DR-ID300CL・CR-IR359

当園の一般撮影はCR(コンピューテッドラジオグラフィ)装置を 導入しX線写真はデジタル画像として運用しております。画像処理ユニット Console Advance(DR-ID300CL)と画像読取装置 FCR XL-2(CR-IR359)から構成され、撮影部位ごとに任意のパラメータを選択・処理することができるため、最適な画像を提供することができます。
PACS (株)ジェイマックシステム XTREK F.E.S.T.A.

当園のPACSは、(株)ジェイマックシステムのクラウド型PACS「XTREK F.E.S.T.A.」を採用しており、医療画像をオンラインで保存・管理・共有するシステムです。従来のPACSとは異なりクラウドベースであるため、特定のモバイル端末(PCやスマートフォンなど)からも検査画像の閲覧が可能です
PACS(Picture Archiving and Communication System):医療用画像管理システム
PACS(Picture Archiving and Communication System):医療用画像管理システム