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障害者支援施設 つつじの里 施設長の挨拶

昭和47年7月、つつじの里は知的障害のある成人の方が生活を送る場所、旭川市つつじ学園として開設されました。その後、平成25年に社会福祉法人北海道療育園が旭川市より経営移譲を受け、現在に至っています。

開設した時から生活されている方は70歳を越え、高齢者としての支援、介護の必要性が高まっています。一方、ここ近年入所される方は自閉症の方が増え、個々の特性を踏まえた上での統一した支援が必要とされています。これらのニーズに応えながら楽しく毎日を過ごしていただけるよう心がけています。

入所以外のサービスでは、平成27年度末に閉園されることの決まっていた通所施設旭川市くるみ学園利用者の新たな日中活動の場としてデイセンターくるみを開設し、翌年のつつじの里全面改築工事完成に伴って同じ建物の中でサービスを開始しました。

また、地域生活の場としては平成27年のグループホームこぶし・さくらの開設に始まり、現在は計4か所25名の地域生活を支援しています。

利用されているみなさん一人ひとりに想い、個性があり、希望される生活スタイルは様々です。特につつじの里で生活されている方たちは、今までの生活を楽しんでくださっている方も多いでしょうし、他の生活スタイルを希望される方もいるかもしれません。引き続き生活されているみなさんとの「対話」をくり返し、望ましい支援に取り組みます。

つつじの里で生活されるみなさんをはじめ、各サービスを利用される一人ひとりの人生に対し、より良い支援を行うにはスタッフの「心持ち」も重要なテーマです。穏やかな気持ちでスタッフが仕事に取り組めるよう働きやすい労働環境づくりも心がけています。