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採用情報 クロストーク

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北海道療育園で活躍する3人の先輩が職場の雰囲気や北海道療育園の魅力をお教えします。

看護師(2022年入社)
作業療法士(2022年入社)
事務員(2020年入社)

―人ひとりの利用者さんに、じっくりと向き合える。

事務員(2020年入社)/わたしは子どもの頃に、北海道療育園を知りました。その頃から身近に感じていたことで、就職につながったのですが。みなさんは、どんなきっかけで就職したんですか?
作業療法士(2022年入社)/実習先が療育園で、1カ月過ごしてみて絶対に就職したいと思って。求人はなかったのですが、猛アタックしました。
事務員(2020年入社)/猛アタックの理由は?
作業療法士(2022年入社)/リハ科は和気あいあいとして会話が多く、楽しかったんです。1対1でじっくり利用者さんと接する様子を見て、あたたかい気持ちになり、善敬できるなぁと。ふだんは寝ていることが多い方でもリハビリに来るとイキィキとして表情がパッと明るくなったりして、リハビリで笑顔を引き出せるってすごい!と感動しました。
看護師(2022年入社)/わたしは一般的な病院の看護師でしたので、とても忙しくて、正直向いていないなと感じていました。怒られる!と思うとよけい失敗してしまうタイプで。患者さんのためじゃなく、先輩がこわいからという理由でがんばるのも、イヤだなと。療育園に見学にきて、楽しそう、もうちょっと深く知りたいなと思いました。一人ひとりの利用者さんにじっくり接する時間があることも、魅力ですね。働き方にしても、自分の時間がちゃんと取れます。すべての時間がゆっくりと流れる、ということが、わたしには合っているんです。

強い個性や優れた能力があって、人間らしい家族のような絆がある。

事務員(2020年入社)/入社してから気づいたことは?
看護師(2022年入社)/最初はどう接したらいいか、戸惑うこともありましたけど、なんとか感情を伝えようとしてくれていると気づきました。働く前は、障害者の方をどこか冷たい目で見てしまっていたと思うのですが、一人ひとりに関わる時間が多いので、深く知るほど見方が変わりました。
作業療法士(2022年入社)/そうですよね。それぞれ強い個性や人間らしさがあります。複数人部屋なので、利用者さん同士のコミュニケーションもあって、一つのテレビで静かながらチャンネル争いがあったり(笑)、伝えるのが困難な方の代わりに他の利用者さんが伝えようとしてくれたり。ずっと一緒ですから、愛情が湧きます。最初は拒否することが多かった方が、ニコニコしながら待っていてくれるようになると、本当に嬬しいです。

福利厚生の充実は、自分たちにとっても、利用者さんにとっても、いいこと。

事務員(2020年入社)/働く環境としては、どうですか?
看護師(2022年入社)/困ったことやわからないことを先輩に聞きやすいと思います。一般の病院だとピリピリしていて、先輩は厳しいです。ここは長く勤めている看護師さんが多いので、年齢は離れていますが、お母さん世代の包容力があって、後輩の育て方をよくご存知なんですよね。やさしいし、深い洞察のあるアドバイスが素晴らしいんです。いろいろ教わりたくて、聞きにいったり、話しかけたりします。
事務員(2020年入社)/なるほど。利用者さん約300名に対して、職員は約500名いますからね。人数が多く、多様性があるということは、働く環境としては恵まれている要素かもしれません。利用者さんにとっても、手厚い。あと、たとえば年齢に幅があると、若い人は将来の自分を考える機会になります。モデルケースが多いので、キャリアパスを描きやすい。
作業療法士(2022年入社)/療育園はお休みが取りやすいなと思います。良い環境の中で働きながらお休みの日は自分の時間も楽しむことができています。休み明けは心にゆとりをもってまた頑張れることができるので、ありがたい環境だなと感じます。
事務員(2020年入社)/学生のときから、福利厚生って大事だなと思ってました。その点でも充実していて、就職してからの満足度は高いですよね。

人と関わることが好きな人、クリエイティブな人も活躍できます。

事務員(2020年入社)/では、どんな人が療育園に合っているかというと、やはり人と関わることが好きな人が、なによりいちばんですかね。
作業療法士(2022年入社)/想像力のある人、創造的な人も向いていると思います。作業療法士がアイディアを考えて利用者さんが使う機器をつくったり、利用者さん同士のグループ活動でひとつの作品をつくるときにはファシリテーションが重要だったり。クリエイティプな活動に向いている人は、利用者さんに心豊かになってもらえる支援ができると思います。

地域とのふれあいの機会を増やし、誰もが生きやすい社会にしていきたい。

事務員(2020年入社)/幼稚園時代、療育園のことを北療祭で知りました。北療祭は素敵な時間ですよね。もっと地域との関わりが増えるといいのですが。
看護師(2022年入社)/知る前は、こわいという意識がありました。こういう施設があって、こういう人たちがいると知ってもらうのは大切ですね。
作業療法士(2022年入社)/知らないことによる偏見の目、というものがあると思います。わたしはここに来て、いいギャップがすごいんです(笑)。利用者さんもわたしたちも何も変わらないし、こわいことは何もなかった!
看護師(2022年入社)/ふれあう機会が、療育園を超えて社会に広まれば、きっと重度障害者が生きやすい社会になりますよね。当事者もたいへんですが、家族や周囲の人たちも苦労をしているので、地域の支えがあれば、障害者だけではなく地域全体がよくなるんじゃないかと思います。
作業療法士(2022年入社)/障害があってもなくても誰もが平等に接することができるようになって、障害者がまちに自然と解け込んでいけば、みんなが生きやすい世の中になるはずですよね。
事務員(2020年入社)/知ってもらうことから、積極的に取り組んでいきたいです。
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