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旭川市の委託を受け、令和6年4月に開設しました。日常的に医療的なケアが必要な方と、そのご家族が地域で安心して望む生活を送れるようサポートすることが相談室の役割です。医療的ケア児等コーディネーターを配置し、ご家族や関係機関からの相談のほか、地域の理解推進のための働きかけや、医療・福祉・教育・就労など支援にかかわる多職種をつなぐネットワーク作りに取り組んでいきます。

旭川市医療的ケア児等総合相談室

場所

旭川市宮前1条3丁目3番7号
旭川市障害者福祉センター「おぴった」1階
電話番号
 0166-73-7615(直通・FAX兼用)
 080-5648-6652(転送)
e-mail a.mcare@hokuryo.or.jp

相談時間

月曜日~金曜日(土日祝日・年末年始は閉室)
9時~17時30分

支援内容

・地域で生活するために必要なサービスを一緒に探します。
・保育園や学校などに安心して入れるようにお手伝いします。
・ご家族の休息の方法を考えます。
・ご本人を中心に医療機関など支援者間の連携を図っていきます。
・支援者の困っていることを一緒に考えます。
・就労のサポートを行います。

医療的ケア児・者とは

日常生活において呼吸、栄養摂取、排泄などの際に「医療的ケア」を必要とする方たちです。
「医療的ケア」とは自宅などの生活の場で家族などが日常的に行う医療的生活援助行為のことです。具体的には以下のようなものがあります。

・尿を外に出す導尿
・胃に直接栄養を運ぶための胃ろう
・鼻からチューブを通して流動食や水分を運ぶ経鼻栄養
・吸引カテーテルを鼻、口、気道内に入れて鼻水、唾液、痰を取り除く吸引
・酸素が十分に取り込めない人が酸素を補う酸素療法
・呼吸ができなくなったり痰が出せない時に気道を確保する気管切開
・呼吸を人工的に管理する人工呼吸器

※身体障がいや知的障がいの有無によって程度は様々で、医療的ケアのみ必要な方もいます。