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北海道療育園機能訓練科は、作業療法士、理学療法士、言語聴覚士、リハ工学担当といったリハスタッフ、合計15名が所属しております。私たちは、 入所児(者)の身体的側面や認知・理解に至るまで幅広い視点に立って、それら機能の改善や能力の向上などをめざし取り組んでいます。そのためには、本人の目的・目標を尊重し、それを最大限保障するため、スタッフ同士が協力しあい取り組みを行うことが必要であると考えています。 日常生活をいかに快適なものとするか、またそのためには今どのような関わりが必要なのかを考え、広い視野に立ち作業療法と結び付けています。 理学療法では、様々な体を動かす訓練を行い、入所児(者)が楽しく健康に生活できるように援助しています。
言語聴覚士では、認知・理解向上へ向けた取り組みや、理解力は高いがお話(発声・発語)の困難な
重症児(者)の意思伝達手段に対する取り組み(コミュニケーション)や、咀嚼や嚥下という重症児(者)に共通する問題への取り組みを中心に行っています。
訓練や日常生活で,重症児(者)が様々な機器類や道具を使うためには工夫が必要です。例えば、
自力で寝返りのできない重症児(者)の姿勢を維持するための姿勢保持具、コミュニケーションの道具としてコミュニケーションエイド・パソコン・おもちゃ・テレビゲームなどを使うためのスイッチデバイス
、自力移動に変わる電動車椅子を操作するためのジョイスティックなどを、作業療法・理学療法・言語聴覚療法とともに検討し重症児(者)の日常生活がよりよいものになっていくような機器類の製作や開発を行っています。 訓練科では毎年こんな イベントを行っています。
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