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呼吸はからだに酸素を取り込むという、私たちが生きてゆくうえで重要な役割を果たしていますが、日常生活の中で「呼吸している」ことを意識する機会はほとんどないかもしれません。それは、それだけ楽に呼吸できているということなのです。 |
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呼吸を安楽にするためには、空気の通り道を十分に確保することが重要です。重症児(者)は、頭部が反り返りやすい、下顎や舌が重力に負けて 落ち込んでしまうなどの様々な原因で、気道が狭くなってしまいやすいという特徴があります。とくに、背臥位(仰向け)は重力の影響を受けやすいので、側臥位・腹臥位・座位など姿勢を工夫することにより、気道を確保することが重要となります。 |
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1.下顎や舌の落ち込みによる気道狭窄 |
2.下顎の前への引きだしによる気道の開通 |
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痰を排出すること(排痰)は、空気の通りをよくするためにも、感染を予防するためにも非常に重要です。 |
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胸郭の動きが悪いと、十分に吸うことも吐くこともできません。胸郭の動きをよくすることはもちろん、胸郭を息を吐くときにあわせて圧迫し、十分に吐ききることを介助し、浅く早い呼吸から、深くゆったりとした呼吸ができるように手助けします。 |
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